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Flash Player 10

Flash Player 10(コードネーム「Astro」)のベータ版が出てたりする。
まだベータ版で親切設計になってないので、インストールは一回自分のPCの入っているFlashPlayerをアンインストールしてから、インストールする必要がある。

で、開発環境のベータ版も出てて(Flex SDK 3)、一応Flash Player 10で動くFlashコンテンツ(SWF)を作ることも可能。

で、何ができるようになってるかというと、3Dっぽいことができるようになったり(Zバッファとかは用意されてない)、物体に「骨」の観念を持たせて二つのオブジェクトを「骨」で繋いで、一個のオブジェクトをドラッグすると、もう一つのオブジェクトが「関節」を軸にして動くようにできたり(要はインバースキネマティクス機能)するのだけど、一番個人的にうれしい機能は、「音声合成」ができるようになったということ。

そもそもFlashPlayer 9の時点で、コンピュータが持つ最小単位はビット(0と1)で、それの集合であるバイト(8bit = 1byte)を操作することができるようになって、処理をものすごく高速化することができるようになったので、とあるドイツ人の方がFlash Playerの上で動く「Popforge」というフレームワークを公開し、それによって音を合成して、たとえばドラムシンセをつくってみたり、シーケンサー(Start Audiotool Demoをクリック)をつくってみたりすることができるようになった。

けどこれは、FlashPlayer自体はまだ「音を発声する」ということについて何も最適化されていなくて、実際作ってみると、Windows Vistaとかだと、ループのタイミングが無茶苦茶になっていたり、PowerPC Macや、遅いPCだと、レイテンシ(音を発声するという命令を受けてから実際に音を鳴らすまでの時間)がものすごいあったりで、正直アニメーションと連携したりするにはあまり使い物にならない代物でした。

で、Adobeはそのドイツ人の方(アンドレミッチェルさん)とコンタクトを取って色々やりとりした結果、音声合成がFlash Player 10で、正式にできるようになったということ。(素晴らしい!)

どういうことが音声合成によってできるかというと、たとえばカラオケでエコーとかをかけたりするときは、元のマイクから入力された音に、「残響音」や「反射音」みたいなものをシミュレートして元の音と合成します。これは、「音声合成」の一つです。一人で歌っているのにたくさんの人で歌っているようにするエフェクトとか、拡声器やラジオでしゃべっているようにするエフェクトとかも。

他にも音声合成=音の波形を生成・操作できるということなので、ドレミを命令によって鳴らすことができたりするようになる。要は、ボタンをクリックしたら、パソコンのキーボードを押したら、音を鳴らすことができるシンセサイザーみたいなFlashコンテンツを作ることができる、ということです。

たとえば自分のウェブサイトにスクロールバーを用意しておいて、ユーザーがバーを動かすことで、鳴っている音をもっとクリアに再生できるようにする「イコライザー機能」みたいなものを用意したり、もうちょっと頑張って、音が3Dで鳴っているように聞こえたりする「疑似サラウンド機能」も用意することができるようになったりする。

これはとてもおもしろそうだと思いませんか。特に音楽やってる方。

とはいえ、このFlash音声合成をやるには、まずFlashコンテンツをActionScript3.0で作れるようになるのと、「バイト」というものについての多少の知識と、音声合成のそれなりの知識が必要になる。エコー機能、オン!ミの音を、8分音符で、発音!みたいな命令は、Adobeは用意してくれていないから。

それに、音声合成はPCのパワーをかなり必要とするから、リアルタイムに音声合成する、みたいなことはかなり厳しそうな感じで、実際に実装するとしたら、プログラムの最適化とかも大変そう。

というわけで、実際にこういう案件来たらだいぶ困る。と思っています。

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コメント (1)

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